カテゴリー別アーカイブ: その他の地域

広い北海道には各地に観光地ポイントが点在しています。それだけを見に行くだけでも価値がある観光地や、意外と知られていない秘境まで、道内各地の観光地を幅広くご紹介します。観光ルートを決める際に是非参考にして下さい。「街と街の移動の間にこんな素敵な所が!」と言った場所も見つかるかもしれません。

オンネトー~足寄

阿寒国立公園内にある、雌阿寒岳の噴火により螺湾川の流れを止めてできた堰止湖(せきとめこ)。 名の由来はアイヌ語で「年老いた沼」あるいは「大きな沼」の意です。 季節や天候、見る角度によりエメラルドグリーンやダークブルーに色が変わることから「五色沼」とも呼ばれています。 波のない時には、水面に雌阿寒岳と阿寒富士が綺麗に映し出されます。 湖畔には散策路が設けられていますが、ヒグマの生息地でもありますので、注意・対策が必要です。

二十軒道路~ひだか町(旧静内町)

左右の並木の幅がちょうど二十間(約36m)あることから、二十間道路と名付けられたこの道。 4月下旬から5月上旬には、この直線道路7kmにわたり綺麗な桜が咲き誇る、見事な桜並木を見ることができます。 ここ二十軒道路は「日本の道百選」、「桜の名所百選」にも選ばれている日本を代表する桜の名所で、桜の開花時期には『しずない桜まつり』も開催され、多くの観光客で賑わいます。

阿寒湖~阿寒

阿寒国立公園内にあり、カルデラ湖として誕生した湖。 その後、雄阿寒岳の噴火により変化を繰り返し今の湖となりました。 周囲は針葉樹と広葉樹の交えた深い森に覆われ、特別天然記念物のマリモや、ヒメマスが生息しています。 阿寒湖のビューポイントを巡る観光遊覧船や、冬にはワカサギ釣り、スノーモービル、スケートなどのウィンタースポーツが楽しめ、阿寒湖氷上フェスティバルも開催されます。

クッチャロ湖~浜頓別

大沼と小沼からなるクッチャロ湖は、日本最大のコハクチョウの中継地となっています。 コハクチョウが渡るシーズンの秋から春にかけては毎年2万羽ほどが飛来し、湖で羽を休めます。 渡りのピークは、4月下旬から5月上旬頃です。 さらに、クッチャロ湖はラムサール条約にも登録されている自然豊かな湖であり、天然記念物のオジロワシやオオワシの姿も見られます。 湖畔には水鳥観察館、キャンプ場、温泉施設、白鳥公園等の施設も置かれています。

支笏湖~千歳

支笏洞爺国立公園に属する周囲42㎞、水深約360mのカルデラ湖で日本最北の不凍湖として有名。 周りを恵庭岳、樽前山、風不死岳などの山々に囲まれた自然豊かな湖です。 湖畔には湖に面した露天風呂がある丸駒温泉やいとう温泉、美肌の湯と言われている支笏湖温泉があります。 さらに、高速艇と水中遊覧船とがあり、水中遊覧船からは水深2mの窓から水中散歩を楽しめます。